¥1,250

プロフィールもご参照ください。

病院から地域に飛び出し、 療養中の住民の「困った」「誰か助けて」という声にできるだけ応えようということを信念に地域で看護、介護の訪問活動をする看護師を目指し活動中です。
「入院中だが自宅に一時帰宅したい」「医師の診察に同行してほしい」「深夜に親の面倒を見てほしい」「遠くの墓参に行きたい」――。

　制度上のサービスではない。医療保険や介護保険ではかなわない。でも当人には必要なこと。その多くは家族が支えている。たんの吸引や胃ろうの扱いは医療者にしか認められていないが、家族ならいい。本人の「延長」だからだ。

「でも、その家族も時には休みたい。そこで看護のプロで、介護もできる看護師ならできる。自宅に訪問して自由に手助けしたい」

　医療保険や介護保険の細かい基準に縛られることはない。活動の基本は、本人の生活を「家族に代わって」手助けすること。

　看護師が自宅や施設に赴くのには、介護保険と医療保険にある訪問看護ステ―ションという制度を利用することになる。胃ろうなど経管栄養の管理や褥瘡(じょくそう、床ずれのこと)の手当て、服薬管理、かん腸など特定の行為を医師が記した指示書に基づいて携わるが、活動時間は最長、連続で1時間半に限られる。

　ヘルパー来訪の制度も介護保険や障害者制度にはあるが、制度の枠内では収まりきらないのが普通の人の日常生活だろう。深夜来訪や診療時の受診介助などは介護保険のヘルパーは敬遠しがちだ。そのような時地域看護師の出番となる。
BPSDでは、ご本人、ご家族と相談の上、お身体の状態やご都合に合わせ、制度では対応しきれない一時外泊や旅行などの付き添いサービスも提供いたします。

また、ご本人の見守りやお話し相手や、息抜きのための付き添いをはじめ、院内介護なども提供いたします。

もちろん、お料理作りやおトイレの介助など身の回りのお世話や、医療的な行為を必要とする障がい児（者）を抱えている方、ガンの末期にあり在宅での生活を望んでいる方などのご要望にもお応えいたします。

サービスの具体的な内容として、過去のご依頼例を以下にご紹介いたします。

１．旅行介助

◆海外からALS（筋萎縮性側索硬化症）で車椅子全介助の方をお迎えするので、滞在中に観光地への同伴と身の回りのお世話をお願いしたい。

２．一時退院時の介助

◆在宅療養に移る前に一時退院で様子を見ることになったが、家族が慣れておらず不安なので、見守ってほしい。
◆都内の病院から故郷の病院へストレッチャーのまま転院をすることになった。飛行機内の介助含めて道中の付き添いをお願いしたい。（吸引介助有り）

３．結婚式等に同行（冠婚葬祭の介助）

◆孫の結婚式に参列するがストーマ（人工肛門）交換を必要とするので同行してほしい。

４．看取り介助（終末ケア）

◆親がガン末期だが自宅で最期を迎えることを希望している。家族は遠方のため不在の間だけ見守りをお願いしたい。

５．その他

◆両親の介護疲れで息抜きの時間をとりたい。
◆下の子供の学校行事に参加している間に脳性小児麻痺の上の子の見守りをお願いしたい。

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